足育ナビゲーターとしてのあたらしい価値

いい足いいあした担当の細川です。

子どもの能力を最大限にのばす足育

タイトルは変わりましたが続きです。

ーーーー過去の関連記事ーーーー

(1) 発端となったCMの回

(2) CMを見える化した前回

(3) 足育がこどもの能力をのばす理由

(4) 結果・能力の成長と時間の関係

(5)結果・能力の成長と時間の経過の現実

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前回は時間の経過による変化を見える化しました。

図1は大人の事情(昇進)をモデルにしたものですが、

説明は前回を見ていただければと思います。

それをこどもの足と靴に当てはめてみると

図2:足に合う靴(環境)による能力や結果の差

図2のように子供にも差が起こりえます。

環境(足にあう靴を履く・履かない)に

時間の経過や継続が積み重なると

取り戻せない状況になってしまう。

だから「気付いた時点」で良い環境へ変える

ということが大事だと前回書きました。

 

適正な環境にするとどうなる?】

いまからでも足に合わない靴(適さない環境)を、

足に合う靴(適した環境)へ変えることで、

図3のように成長の角度を変えることができます。

図3:足にあう靴(適正な環境)へ変えた場合の変化

1番下の赤から真ん中の水色に移り

結果や成長の角度が変わります

緑には少し遅れていても、

本人のやる気や継続次第でどうにかなる

領域までもってくることができます。

緑も油断をしてしまうと、

成長の角度は緩やかになります。

本人の能力ややる気が影響される領域

緑や水色の領域からで、

「環境(足にあう靴)を整えてから」

なのです。

逆に適正ではない環境のまま放置すると、

どんなに頑張ったとしても

本人のやる気や能力では届かない。

図1赤線のようなことが起こりえます。

 

【 早く環境を整えた方がいい理由 】

多くの人は若いほどチャンスがあるといいます。

あの時にもっとしとけばよかったと。

だれでも一度は思ったことがあると思うんです。

わたしもそうです。

そういう気持ちが親として子どもに

「何か」をさせる気持ちに駆り立てる

と思うのです。

もし若いほどがチャンスがあるというなら、

これも考えていただきたいのです。

老若男女問わず、

自分の今後の人生で一番若い時間は

誰だって例外なく「今」なんです。

1歳でも20歳でも80歳で孫がたくさんいる人も

今後の人生の中で一番若いのは「今」なんです。

「何歳から始めても遅くはない」といいますが、

「今が今後の人生で一番若いんだから、

年齢関係なく誰だって今始めたらいい。

いつだって『今』が人生最大のチャンスを

持っている時なんだから」

といえると思うのです。

最大のチャンスは常に「今」

だから、気づいた「今」

早く適正な環境を整えた方がいい

といえるのです。

 

【 大人は子どもに何ができるのか? 】

親にできることは

「環境を整える=成長の角度を変える」

助けをすることだけだと思います。

図4:環境を変える=角度を変える手助け

イギリスのことわざだそうですが、

「嫌われる勇気」のアドラーの心理学でも

この言葉がでてきました。

馬を水辺に連れて行くことはできても、

水を飲ませることはできない

いくらチャンスや環境を整えたり与えても、
(=馬を水飲み場に連れて行く事は出来ても)

そこからはあとは本人のやる気次第
(=水を飲むかどうかはあとは馬(本人)次第)

なのです。

例えば勉強をさせたい親が

勉強しなさい!とやかましく言う。

でも無理やりやらせてもしないですよね。

勉強をやらせるにはまずは環境が必要です。

ただ、どんなに環境に工夫をこらしても、

できるのは水辺(勉強の環境)につれていくまで。

水を飲む(勉強をするか)はやはり本人次第です。

テレビで天才を生んだ親の教え方

なんてたまにやっていますが、

勉強の環境の整え方が非常にうまいんです。

たのしく深く勉強できる環境にしています。

その子(馬)にとってよい水辺につれていった。

ただ本人以外ができるのはここまで。

学力は子どもが勉強したからついた。
連れて行った水辺で馬が水を飲んだ

それ以外の何物でもありません。

でも忘れてはいけないのは、

まずは「環境を整えてから」

ただ全員同じ環境なはずもなく、

その子(個人)にあった環境を整えてから。

他で成功した方法を持ち込んでも、

成功しないのはそのため。

他の子の成功方法は「今の自分」にはあわない。

「今の自分」に合った環境が必要なのです。

それが大前提なんです。

足と靴でいえば、

その子の足に合う靴(環境) を整えてからが
=馬を水飲み場に連れて行ってから

本人のやる気や能力が発揮される領域
=水を飲むかどうかは馬(本人)次第

なのです。

これが「メーカーが●●だからいい!」

とは言えない理由です。

ひとりひとり足の状況は違います

「メーカーが●●」で安心!ということはなく

個々の今の足にあった靴」が必要なのです。

まずは「今の自分の足にあう靴」にして、

本人が力を発揮できる環境にしませんか?

「足」は走る・歩くという、

ほぼ全ての行動の始まりになります。

どんな行動をするにも、

ただ楽しむだけでも、

ただ日々の生活するだけでも

全体重をのせた衝撃を常にうけながら

何十年も酷使する必要があります。

それでも生涯に渡って健康にくらすためには

誰もが無視してはいけない重要な部位なんです。

そして、今まで書いた通り、

子どもの成長や能力にとっても

足や靴や歩きが重要な役割をはたしている。

足育ナビゲーターとしての新しい価値は、

そこにもたくさん働きかけられることがある

ことだと思っています。


だから服と同じように、

ファッション性や価格だけで選んでいいのか?

を今一度考えてほしいのです。

「足から生まれる今後の経験や楽しみ」

=これからの「未来」のために

健康と能力も考慮した靴 (環境) 選び

そんな方法もあることを知ってほしいのです。

しっかりと今の自分の足と向き合って

自分の足にあった靴を選びませんか?

と言えると思います。

これがコンサルタントとしての立場から

足育や足計測・美骨ウォーキングについて

いつも考えている中で言えることです。

長くはなりましたがすることは簡単!

「自分の足にあった靴を履こう!」

これだけです。

そのために、

足育ナビゲーター安藤恵子の

足育講座、足計測などを利用をしてみてください。

何も知らずに自分だけでぴったりのものを

選ぶのは難しいです。

だから最初はプロの力を借りてみてください。

まずは「今」始めること

それが足育の第一歩だといつも思っています。

きょうも来て頂きありがとうございました。

【記事を書いている人】細川浩章

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